終活は、大きく分けると二つの方向に向かう。一つは自分の為、もう一つは残される人の為。後者には、切実度の高いものと、それほどでもないものがある。残される人に生活力がないと、切実度が高くなる。一つは、障害児、もう一つはパラサイト(独身で収入の無いまま親の年金で暮らしている人)。以下、障害児について。
===== 引用はじめ
人生の最期に備える「終活」を、障害がある子供の親にこそ早くから始めてほしい。そんな思いを伝えるために全国を回る母親がいる。大阪府八尾市の上級終活カウンセラー、藤井奈緒さん(45)。長女に重度の知的障害があり、自分が面倒を見られなくなったときのことを「親なきあと」と呼んで準備してきた。
===== 引用おわり
「親心の記録」というものがある。障害のある子供に必要な介助や配慮を、誰にでも分かるように親が書き残しておくもので、一種のエンディングノートだった。
===== 引用はじめ
「親心の記録〜支援者の方々へ」は、障がいを持つ子どもを育んでいる保護者が、自分がいなくなった後にその子どもを支援してくれる方々に子どものことを知ってもらい、遺された子どもが適切な支援を受けながら人生を過ごせるようにと作成したものです。
支援者の方々が活用しやすい構成を考え、最初のページでは本人の基本情報と突発的なトラブルが起きた時に相談できる人の連絡先、次にはリスクの高い医療情報を記入するようになっており、優先的に必要な情報からわかるようになっています。
===== 引用おわり
https://yukari-tokyo.jp/about-us/parent/oyagokoro-no-kiroku/
「親心の記録」は、一般社団法人日本相続知財センターグループが発行・寄贈している。
「親なきあと」相談室問い合わせについては、添付図参照。
藤井奈緒さんが講演している。
もう終わっているセミナーだが、例えば、https://yukari.co.jp/seminor/seminor-list/293/
問い合わせは、藤井さんが運営する「親なきあと」相談室。 090-9873-0025
<出典>
障害介助「親なきあと」ノート <終活>産経新聞(2019/02/27 夕刊)
障害ある子の「親なきあと」に備えを 終活カウンセラーが訴え
https://www.sankei.com/west/news/190227/wst1902270014-n1.html
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