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「介護する人も排泄ケアなどしか見えていないと、働くことがつらくなってしまうと思う」。そこから一歩踏み出せれば、可能性が広がっていく。介護する人いかんによって高齢者の余生は変わる。介護そのものも変わる
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祖父を見送り、介護の道に入った森聡美さん。日々の介護で大切にしているのが、「その人らしさ」。入居当初、精神的に不安定だった男性が「水族館に行きたい」と漏らしました。そこから男性の変わっていく姿を添付図に示します。
===== 引用はじめ
歩くこと、食べること。プロが関わることで、できることは増えていく。
「関わればよくなるし、やりたいこともできるようになる。放置すればどんどん悪くなってしまう」と森さんは言う。
できることが増えれば介護の負担も減る。本人が生き生きとすれば、家族にも笑顔が生まれる。「介護は生活を支えること。介護する人も排泄ケアなどしか見えていないと、働くことがつらくなってしまうと思う」と言う。一番求められるのは、会話やコミュニケーションだと感じている。
===== 引用おわり
<出典>
「祖父看取り エステティシャンから介護職に」(産経新聞 2020/01/31)
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