2020年3月3日火曜日

(K1037)  一人で抱え込まないで <認知症>

 
☆☆
かかりつけ医が認知症のことに詳しくなければ、信頼できる医療機関や医師を紹介してくれるでしょう。地域包括支援センターからも、専門医につないでくれます。神戸市では、「認知症サポート医」もあります
☆☆
 
===== 引用はじめ

 娘さんは、どこに相談すればよいのか、そもそも何科がよいのか、治療すれば治るのだろうかと、分からないことだらけで、一人で悩んでいます。
 この悩みは、認知症に初めて向き合うどの家族にも共通することです。では、どうすればいいのでしょうか。
===== 引用おわり
 
 まず、適切な相談先を見つけることです。
 
(1)  医師会では、普段かかっているかかりつけ医に相談をと言っています
 その医師が認知症のことに詳しくなければ、信頼できる医療機関や医師を紹介してくれるでしょう

(2)  行政は、地域包括支援センターにと言っています
 適切な医療機関を紹介してくれるはずです。

(3)  また地域には、「認知症初期集中支援チーム」というものがつくられています

(4)  各種の電話相談もあります(「家族の会」でも実施しています)

また、「もの忘れ外来」「認知症外来」というのもあります。神戸市では、「認知症サポート医」もあります。
 

 神戸市では、

(2)  地域包括支援センター(神戸市では「あんしんすこやかセンター」)
 https://www.city.kobe.lg.jp/a46210/kenko/fukushi/carenet/ansuko-center/index.html
 
(3)  認知症初期集中支援チーム
 神戸市では、まず、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)に行って、紹介されるようです。
===== 引用はじめ
   本人・家族等からあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)に相談。
   あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)は、初期集中支援が必要な方に事業を説明し、認知症初期集中支援チームに紹介。
   認知症初期集中支援チームは、区医師会のサポート医を含むチーム員で、鑑別診断等の方針を決定し、認知症疾患医療センター等での診断を経て、病名に応じた医療・介護等の導入・支援を行う。
===== 引用おわり
 
(4)  認知症の人と家族の会
http://www.alzheimer.or.jp/
 
その他、「もの忘れ外来」「認知症外来」があります。
http://www.alzheimer.or.jp/?page_id=3596
https://byoinnavi.jp/hyogo/kobeshi/q07
 
また、神戸市では、「認知症サポート医」を養成しています。認知症サポート医とは、認知症を専門的に診療する医師ではありません。国が定める研修を修了した様々な診療科の医師です。
 
<出典>
一人で抱え込まないで
【高見国生の認知症と歩む】 産経新聞(2020/02/28)
 
添付図は、
https://ninchisho-online.com/archives/13540/

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