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人口減少で支え手不足に悩む地方を中心に、「関係人口」(自分が暮らす地域以外に特定の場所を継続的に訪問する人)への期待が大きい。三大都市圏における関係人口は23.2%とかなりのボリューム。発想を変える
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(K1057)からの続きです。
関係人口を地方創生につなげるには「趣味・消費型」として訪れる人に、より深い関係を築いてもらうことがポイントとなる。関係人口とは、自分が暮らす地域以外に特定の場所を継続的に訪問する人のこと。
(1) 第1ステップ
地元住民との接点をなるべく増やす工夫をする。
きっかけは小さいことでよい。訪問者が重い荷物を抱えて都会と往復しなくても済むよう、趣味で使用する大型用具を次回訪問時まで預かる場所を提供したり、ユニホームなどのウエアを洗濯したりするサービスを展開してはどうか。
(2) 第2ステップ
自己実現の場を設ける事が重要になる。多くの人は、都会では手に入れづらい「居場所」と「役割」を訪問先に求めているのである。
訪問先と最も濃厚な関係を築いている「直接寄与型」の人が訪問地との関係を続ける上で重視している点は、「人との出会いやつながりがあり、共感を得られる」が一番多く、「楽しい。リフレッシュできる」「生きがい、自分らしさ、成長などを実現できる」が上位に並んだ。
<出典>
河合雅司、「居場所」と「役割」が重要だ
【日曜講座 少子高齢時代】 産経新聞(2020/03/15)
国土交通省
三大都市圏の「関係人口」は1,000万人超!
~「地域との関わりについてのアンケート」調査結果~
https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000193.html
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