☆☆
PA(フィジシャン・アシスタント)を「在宅医療アシスタント」と意訳すると分かりやすい。医師にとっても、患者にとっても、本人にとつても、在宅医療にとってもメリットがある。日本でPAの活躍が始まっている
☆☆
(1038)(1040)(1042)でPA(フィジシャン・アシスタント)について書いてきました。カタカナで書かれるとよく分かりません。新聞記事では「在宅医療アシスタント」と書いてあり、こちらの方が、イメージが湧きます。さらにタイトルをみると、
①
意思と患者の橋渡し
②
家族により添い負担を軽減なるほど、何をしようとしているか、うかがい知ることができます。
PAというシステムに、どのようなメリットがあるでしょうか。
(1) 医師にとってのメリット
(2) 患者にとってのメリット
(3) 本人にとつてのメリット
(4) 在宅医療にとってのメリット
【展開】
(1) 医師にとってのメリット
・ 車の運転やかばん持ちをして診療を補佐・ 医師に代って訪問先の順番を下調べし、書類作成や物品の補充をする
(2) 患者にとってのメリット
・ いつも家に来る顔なじみで、忙しい医師に伝えにくいことも相談できる
・ 患者や家族の意志決定や環境整備を手助けする
(3) 本人にとつてのメリット
・ 異業種からこの仕事を始める人が多い。働いている約30人のうち約3分の2はIT企業や大工など、医療とは無縁の仕事を経ている
・ 社会人になってから医療の仕事に興味を持っても、専門学校で学び直して看護師などの資格を取るのは勇気がいる。PAは入り口として飛込やすい
・ 資格がなくても、医療で自分にできることがある。それがPAの仕事だ
(4) 在宅医療にとってのメリット
・ 各地で在宅医療に頼る人が増える中、医師と患者を支えるPAは欠かせない
・ 患者の情報共有が不可欠で、様子を把握しているPAの役割は大きい
<出典>
在宅医療アシスタント 意思と患者の橋渡し 家族により添い負担を軽減産経新聞(2020/02/28)
0 件のコメント:
コメントを投稿