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「医師偏在・過重労働対策の中で、代替労働力の確保策」としての米国の「フィジシャン・アシスタント」などは、目的は同じでも医療に近く、日本のPAとは違うようだ。「日本型PA」とでも呼ばないと、誤解される
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(K1038)からの続きです。
「2017年に厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」では、PAの導入も議題に上った」――調べてみました。
「日本においても、海外の事例を参考に、「フィジシャン・アシスタント」の資格を新たに設け、簡単な診断や処方、外科手術の助手、術後管理等ができるようにすることを重要な選択肢として検討すべきである」として、次のような例が紹介されています。
===== 引用はじめ
諸外国においても、医師偏在・過重労働対策の中で、代替労働力の確保策として、フィジシャン・アシスタ ントが創設・拡大された経緯がある。
フィジシャン・アシスタントは、米国では、高度医療の場面で、外科手術 の助手や、投薬量・種類の調整等の術後管理を行っており、人気の職業となっている。我が国でも、他の医療・介護職種のキャリアの一つとしても魅力的なものとなる可能性がある。
また、米国等では、医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療などを行うことができる、医師と看護師の中間職と位置付けられる「ナース・プラクティショナー」という上級の看護師も存在する。
このほか、英国では、プライマリ・ケアの場面で、診療所看護師(プラクティス・ナース)により、予防、状態 の安定した慢性疾患患者等(風邪、腰痛、予防接種等)に対する診断、検査、処置、処方、リフィル処方への対応等が可能となっている。
===== 引用おわり
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000161081.pdf
<出典>
「家で死にたい」を叶える在宅医療、普及のカギを握る新職種「PA」とは
https://diamond.jp/articles/-/215716
添付の右側中頃にPAに関する記述がある。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000177383.pdf
医療従事者の需給に関する検討会 第11回 医師需給分科会 資料2(平成29年9月13日)
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