2020年5月8日金曜日

(K1103)  身内がなっても恥じないで / 高見国生さんからのメッセージ(1) <認知症>


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6月末での連載終了に向かっての、高見国生さんからのメッセージ「家族の誰かが認知症と診断されたらどうするか?」。腹をくくって、①認知症を恥じない、隠さない、②一人で頑張らない、③積極的に制度を利用する
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 6月末での連載終了に向かっての、高見国生さんからのメッセージ①「家族の誰かが認知症と診断されたらどうするか?」
 身内が認知症と診断されたら大方の人はパニックになります。 … 間もなく65歳以上の人の5人に1人が認知症になる時代。 … 落ち着いて、腹をくくって向き合いましょう。

(1)  認知症を恥じない、隠さない
 認知症を恥ずかしい病気だと思うと近所や親戚に隠そうとします。 … 家族だけでは介護はできないのですから、多くの人の力を借りて暮らしましょう。 …

(2)  一人で頑張らない
 同じ介護の経験をしている仲間と交流しましょう。苦労しているのは自分だけではない、自分より大変な人もいることが分かると、介護への元気と勇気が湧いていきます。 …

(3)  積極的に制度を利用する
 福祉や介護保険制度を利用することを躊躇する人がいますが、その必要はありません。 … そのために私たちは社会を構成し、税金を納めているのです。 …

<出典>
身内がなっても恥じないで
【高見国生の認知症と歩む】(36) 産経新聞(2020/05/08)


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