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自分がどこにいて、目の前の人はだれか、という基本的なことがわからない状況を想像してみると、認知症の人がどんなに不安かわかるだろう。「いつ」「どこ」「だれ」を理解する「見当識」が障害されるために起こる
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● 約束を間違える
認知症の人は、時間や場所の感覚がなかったり、約束したことそのものを忘れたりして、約束を守れないことがあります。<周囲の気づき>
・慣れた道で迷った
・約束を平気ですっぽかす
・時間や場所の感覚がおかしい
・今年が何年か尋ねても、とっさに出てこない
<本人の気持ち>
自分の置かれている状況がうまく把握できず、不安な気持ちを抱いています。約束を守れず、「信用を失ってしまった」「とんでもない失礼をした」と落ち込むことも少なくありません。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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