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以前は穏やかだった人が怒りっぽくなった、以前の性格がより際立ってきたなど、人格の変わり方はさまざまだ。その背景に自分の感情を表現できないいらだちや、自分自身を形作ってきた経験や知識の忘却による喪失感
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● 怒りっぽくなった
もの忘れが増えたり、判断能力が衰えたりすると、日常生活が格段に難しくなります。どうしてもできないイライラが言動に表れるのです。<周囲の気づき>
・怒鳴るようになった
・様子がおかしい
・気遣いがなくなった
・失敗を人のせいにする
・頑固になった
<本人の気持ち>
これまでどおりにいろいろなことができなくなって「困ったな」と思っています。「なぜこんなふうになったんだ」「どうしてできないんだ」と憤りを感じています。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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