2020年5月10日日曜日

(K1105)  ④あたたかい食事をする / 「あすなら10の基本ケア」(7) <介護>


☆☆
食べるという行為は生きることそのもの。その食に関わる注事項を網羅しているのではないか。「いい匂いを嗅ぎ食べられる」と言われてみると、それも食べる楽しみの一部だ。そして、人との繋がりの入り口にもなる
☆☆

 元気がないと食べられないが、食べると元気が出てきます。「食べ力(たべぢから)」という言葉もあるようです。痴呆が進んだ患者さんが栄養点滴を止めて口から食べるようにしてみたら、痴呆も改善して、元気になったという例はよくあることです。
https://kikuichi-do.com/hotnews/2012/20120702.html

4.あたたかい食事をする
===== 引用はじめ … 箇条書きにしてタイトルを付けた
【あたたかい】あたたかい食事を、
【共食】親しい人と楽しく食べ、
【料理】自分で料理し、
【嗅覚】いい匂いを嗅ぎ食べられる人間的な環境をつくります。
【社会性】自分の役割があり、地域の人もいっしょに食事をつくるなど、食事を通じて社会性を取り戻すケアを行い、
【誤嚥性肺炎】高齢やパーキンソン病から起こる誤嚥性肺炎を防ぎ、
【食前体操】食事の前に覚醒する体操と口腔ケア体操などを行います。
【食生活】加工食品をやめて、地元の野菜を工夫して食べる食生活を再構築します。
【外食】外食で社会性を取り戻すために、おでかけを生活の一部としてケアプランにいれます。
【住環境】口から食べ続けられるように、低いテーブル、肘掛けのない椅子、エプロン、プレートを使わないなどの住環境を整えます。
===== 引用おわり

 ベッドで食べるなら、もっと早くできているのだが、4番目です。既に、座って滋養になるものを食べ、身体を動かして自らトイレで排泄することができるようになっています。その後、親しい人と食べ、地域の人とも交わり、社会性を取り戻すことに続いていきます。

<出典>
あすなら10の基本ケア
https://asunaraen.or.jp/care/


0 件のコメント:

コメントを投稿