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施設だが、家庭で入浴ができるようになるための準備と捉えている。写真をよく見ると、風呂場に畳が敷いてある。風呂場をコミュニケーションの場ととらえ、楽しいだけでなく、介護へのフィードバックまで考えている
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そして生活のリズムを作る。毎日風呂に入るのは大変でしょう。睡眠・飲食・トイレは日単位だが、風呂も入ると週単位になります。時間・日・週の単位の生活のリズムができることも大切でしょう。生活のリズムをつくるのが難しい寝たきりとは、全く違う人間らしい生活が送れそうです。
5.家庭浴に入る
===== 引用はじめ … 箇条書きにしてタイトルを付けた
①【湯船文化】日本人は湯船に入る文化の素晴らしさをもっています。
②【家庭浴槽入浴】障がいをもっても、自宅の風呂に入れるようなリハビリ目的の家庭浴槽入浴をします。
③【施設→自宅】自宅と施設で同じ入浴介助をして、リハビリをしていきます。
④【コミュニケーション】風呂場はたいへんよいコミュ二ケーションの場です。
⑤【フィードバック】したいことなどを聞きケアプランに反映し、ケア会議に提案します。
⑥【風呂場づくり】施設では檜桶で、外の庭園が見える、洗い場が畳で安心して座れるなど、安全で楽しめるお風呂場づくりをします。
⑦【あすなら仕様】住宅改修でも「あすなら仕様」のお風呂改修をして、生活リハビリの成果が家庭浴の入浴につながるようにします。
⑧【事故防止】溺死事故、心臓麻痺事故をなくす住宅改修も提案できるようにします。
⑨【順番に】介護を1章から4章の順番にした成果が、5章の「家庭浴に入る」につながっていきますので、
⑩【生活のリズム】ねばり強く生活リズムをつくっていきます。
===== 引用おわり
自宅で、自分でトイレに行き、家族や親しい人と食事を共にし、あたたかい湯船につかる。寝たきりの人から見れば、うらやましい、「人間らしい」生活でしょう。これを目指す介護は、本人にとっても介護する人にとっても、希望が持てるでしょう。
<出典>
あすなら10の基本ケア
https://asunaraen.or.jp/care/
「あすなら仕様」のお風呂改修
https://www.ur-net.go.jp/chintai/kansai/nara/elderly/pdf/co-rabo_2014-05.pdf
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