2020年5月13日水曜日

(K1109)  買物でとまどう / 認知症の人の不可解な行動(4) <認知症>


☆☆
スーパーのレジでお金を払う時、緊張する。より大きな金額のお札を出せば簡単だが、それでは小銭入れが膨らむ。例えば1,234円払うのに、財布の中身を見て1,305円を出す。次の客を待たせないよう急いで
☆☆

  買物でとまどう
 お金を払うとき、健常な人は無意識に小銭や紙幣の価値を理解し、どれを出すか判断します。認知症になると、このような処理が苦手になります。

<周囲の気づき>
簡単な計算でとまどう
片付けが苦手になった
アナログ時計をみて時間を間違える
料理の味付けが変わった、料理で失敗が増えた

<本人の気持ち>
 さまざまな判断ができなくなり、「どうしてこんなこともわからないのだろう」「頭に靄がかかったようた」「バカになったのか」と不安や焦りを抱きがちになります。

<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」


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