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認知症の人が徘徊して行方不明になる事件が社会問題になっている。なかには死亡事故や損害賠償を求められる事件も起こっている。共和駅で発生した鉄道事故裁判で被告は無罪になったが、条件によっては有罪にもなる
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(徘徊)今、私は一体どこにいるのだろう(1) ~ どういうことがよく起こるのか
● 迷子になる
介護者が目を離した一瞬のすきに、認知症の人がどこかへ出かけてしまうことがあります。すぐにみつかることが大半ですが、そのまま行方不明になったり、事故にあったりする事例も絶えません。
<こんなケースも>
・ 行方不明になる
・ 自宅から離れたところでみつかる
・ 事故にあう、損害賠償を求められる
<本人の気持ち>
「狐に化かされたようだ」
ちょっとそこまで買い物に行こうとしているだけなのに、「急に頭が真っ白になって」道に迷ってしまいました。「よく知っている道で、迷うはずがない。きっと狐に化かされたのだ」と真剣に主張しました。
<参考情報>
長男が語る「認知症鉄道事故裁判」
https://www.min-iren.gr.jp/?p=35622
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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