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活動を続けられるのはリハビリのたまもの。1週間もリハビリをさぼればまひのある左足の拘縮が始まり「足をまっすぐ伸ばすだけでも痛くてつらい」。だが「リハビリというのは、やればやるだけ返ってくる」と力説
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くも膜下出血で倒れてから9年。「要介護5」となり、車いす生活を送るコラムニストの神足(こうたり)裕司さん(63)が、自身の体験をまとめた新刊『コータリン&サイバラの介護の絵本』を出版した。
妻の明子さん同席のもと、筆談で取材に応じた神足さんは「いままでの介護の本とは一線を引く、読みやすい感じにしたかった」と語る。
読みどころは、好奇心旺盛な神足さんがつづる体験記だ。家族でハワイ旅行に出かけ、プールにも入った。《いつも誰かの助けを請わなければ生きてもいけない。けれど、生きていかなくてはならない。ならばやっぱり少しでもおもしろいことをしたいじゃないか》
「要介護5」でありながら寝たきりにならず、活動を続けられるのはリハビリのたまもの。明子さんによると、1週間もリハビリをさぼればまひのある左足の拘縮(こうしゅく)が始まり「足をまっすぐ伸ばすだけでも痛くてつらい」ものだという。だが神足さんは「リハビリというのは、やればやるだけ返ってくる」と力説する。
<出典>
要介護5の神足裕司さんが体験記 コラムニストの旺盛な好奇心光る
産経新聞(2020/09/07)
https://www.sankei.com/life/news/200904/lif2009040029-n1.html
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