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認知症による徘徊で行方不明になった人は、全国で一万人を超えています。徘徊は家族だけでは対応できません。家族は地域の人と積極的に連携をはかること、行政は徘徊への対応を充実させることが求められます
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(徘徊)今、私は一体どこにいるのだろう(2) ~ どうすればよいか
● 道具と人脈を活用する
徘徊はある日突然始まります。徘徊が始まると、家族はとても心配して、必死で捜しまわり、みつかったとき、つい感情をぶつけてしまいがち。日ごろから徘徊に備えて、心に余裕を持てるようにしましょう。
<配慮するとよいこと>
● 対応
徘徊SOSネットワーク(自治体などのサービス)で探す
事前に登録しておけば、徘徊発生時に、警察や行政、地域と連絡して捜査に協力してもらえる。
● 対策
夕方だけなく朝も注意
夕暮れ症候群としての徘徊のほか、午前中も徘徊が多い時間帯。
● 対策
名前を持ち物につける。道具を利用する
服や靴に氏名と連絡先を書いておく。
玄関にセンサーを設置したり、GPS機能付きのセンサーや携帯電話を持たせたりする。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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