2020年9月27日日曜日

(K1246)  定年も退職金もない働き方 <定年>

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「定年制」では、60歳になったとたん、自分の意志や能力とはかかわりなく、慰労の意味の退職金と引き替えにこれまでの身分を失う。「他人が一律に定年を決めるのではなく、自分で決めるべき」と新システムを導入

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 「自分の人生は自分で決める」との考えのもと、退職金もない代わりに定年もなし、というシンプルな雇用形態の会社がある。そもそも定年がないので、多くの企業のように60歳以降は「再雇用する代わりに給与は半額」などといったこともない。

 中古を含む業務用厨房機器などの販売などを行うテンポスバスターズ(東京都大田区)。今年4月末現在の社員532人(正社員263人、パート269人)のうち、60歳以上が166人と3割余りを占める。ちなみに70歳以上も78人いる。

 

 正社員の大高美津子さん(74)は、年齢による低下については、「少しずつ感じているが、それも人によって程度やペースなどが違うので、自分で(退職の時期を)選べるのはいい」と語る。また、若い社員もいる職場で人間関係を円滑にする秘訣として「若い人をフォローする気持ちで働くことが大事」とも。

 

<出典>

「引退時期は自分で決める」 / 定年も退職金もない働き方

100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2020/09/27)



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