2021年5月5日水曜日

(K1465) 千葉県松戸市の一般社団法人「コレカ・サポート」の活動 / 超高齢者社会 ゲームで体験(3) <少子高齢化>

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「支援を必要とする人の増加に支援する側が追いついていない」。勉強会に来るのは関のある人だけで、地域を巻き込むのは難しく、「何か楽しめる方法を」と考えていた中、「ゲームはどうか」と提案があった

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 前回からの続き

 

 千葉さんは介護離職などを経た平成23年、高齢者やその家族の相談支援のために法人を設立した。支援の中で、継続的に訪問していた高齢者が孤独死するケースがあり「支援を必要とする人の増加に支援する側が追いついていない」と痛感した。勉強会に来るのは関のある人だけで、地域を巻き込むのは難しく、「何か楽しめる方法を」と考えていた中、仲間から「ゲームはどうか」と提案があった。

 

「コミュニティコーピング」

https://comcop.jp/

 

 ゲーム制作の専門家を招き開発に着手。千葉さんが相談事業で培った経験を生かし、ゲーム内の「悩み」もリアルなものとなった。新型コロナウイルス感染防止で、まずはオンライン版となったが、現実でもつながりをつくれるよう、クラウドファンディングで資金を募リボードゲーム版を作成する計画だ。

 

 ゲームとは異なり、現実では解決が難しい問題も多く「とにかぐ話を聴いて悩みを明らかにすることが大切」と千葉さん。「ゲームでの体験を経て、一人一人がプレーヤーになってほしい」と期待を込めた。

 

このシリーズ、終わり。

 

<出典>

超高齢社会 ゲームで体験

産経新聞(2021/04/23)



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