2021年5月29日土曜日

(K1489) 70歳継続雇用 導入の動き相次ぐ / 改正高年齢者雇用安定法

 【 シニア人材 ・ メリット 】 (A) 70歳 まで働く。 経験豊富 な 人材 を活用できるメリットは大きい。 ダイキン工業 、 YKKグループ 、 江崎グリコ、テンポスホールディングス。「豊富な知識や人脈をもつ人材が第一線で働き続けてもらえる」

 従業員に70歳まで働く機会を確保するよう努力義務を課した改正高年齢者雇用安定法が4月に施行されたことなどを受け、企業がシニア人材の雇用制度の見直しを進めている。

(A)       経験豊富な人材を活用できるメリットは大きい。

(B)       一方、新型コロナウイルス禍に苦しむ企業には人件費増で二の足を踏む動きがあるほか、組織の新陳代謝でマイナスとの懸念も根強い。

 

(A)     経験豊富な人材を活用できるメリットは大きい。

ダイキン工業は4月、定年後の再雇用期間を65歳から70歳に延長した。同社は定年後の約9割が再雇用で勤務する。技術や人脈を生かした商品開発や販売網開拓などで貴重な戦力となっている。

YKKグループは4月、国内18社で65歳を上限とする定年退職制を廃止。

りそなホールディングスはグループの一部企業で、社員が65歳まで定年時期を選べる選択定年制を導入した。

再雇用年齢を70歳に引き上げた江崎グリコでは、仕事内容に変更がなければ給与も原則変わらない。

約15年前に定年制を廃止した中古厨房(ちゅうぼう)機器買い取りのテンポスホールディングス(東京)のような中小企業もある

 

<出典>

70歳継続雇用 導入の動き相次ぐもコロナ禍がネックに 人件費増や人事目詰まりに懸念

産経新聞(2021/05/20)

https://www.sankei.com/economy/news/210519/ecn2105190018-n1.html



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