2021年8月20日金曜日

(K1573) 人類初、90歳で100メートル16秒台(2) 留意事項

 【 田中博男 ・ 59歳から 】90歳で三つの世界記録を樹立した田中博男 さんが留意していることは、(1)ストレッチ、(2)医療機関の定期的な受診、(3)かかりつけ医に相談、(4)日常生活:しっかり食べ極力歩く。59歳からでも間に合う


 青森市の田中博男さん(90)が世界新記録を打ち立てたのは5月1日、岩手県花巻市で行われた記録会のM90クラス(男子90~94歳)の100メートル走で、16秒86の世界新記録を打ち立てた。

 同月23日には、青森県六ケ所村の記録会で、200メートル・M90クラスの世界記録(36秒02)も出し、いずれも7月2日付で 世界マスターズ陸上競技協会(WMA)で公認された。

 

 田中さんの練習(再掲)

   冬は雪深く制約があるものの、週に4~5回、室内の運動場で練習。

   約40分かけて全身のストレッチを行った後、

   100メートルの全力疾走と歩行を交互に行うインターバル式のトレーニングを計約1・5キロ。

   さらに上り階段を使ったダッシュを2、3本。

 

 田中さんが注意していることは、

(1)     ストレッチ

(2)     医療機関の定期的な受診

(3)     かかりつけ医に相談

(4)     日常生活:しっかり食べ極力歩く

 

【展開】

(1)     ストレッチ

 以前は足の故障が多かったが「5年前に入念なストレッチを取り入れてからは、ほとんど故障しなくなった」という。

(2)     医療機関の定期的な受診

 それ以上に気を使うのが、医療機関の定期的な受診だ。田中さんは70代前半で狭心症と診断されたこともあり、陸上競技の経験を持つ かかりつけ医の許可を得たうえで競技を続ける。

(3)     かかりつけ医に相談

 月1回の受診はもちろん、「大会終了後は、症状がなくても必ず状態を報告する」「少しでも体に違和感があったらすぐに受診する」との指示を守る。「高齢で運動を行う際は必ずかかりつけ医に相談し、何でも話せる関係を作っておくことが大切」と強調する。

(4)     日常生活:しっかり食べ極力歩く

 また、日常生活でも、毎日3食、和食をしっかり取り、「極力歩く。歩くことで体調の把握ができるし、練習のための基本的な体力作りもできる」という。

 

<出典>

人類初、90歳で100メートル16秒台

【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2021/07/29)

https://www.sankei.com/article/20210729-PCBWKDAHCRKVRHC4BQEJQK77EU/

 

<添付写真> 4人全員が90歳以上! 1600Mリレーで世界記録を更新&日本記録樹立

https://www.aba-net.com/bspog/archives/84



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