2021年9月12日日曜日

(K1596)「 認知症の語り 」(20)

 【 認知症 ・ 語り 】父は外から聞こえてくる大きな音に怒って隣家にどなりに行くことがたびたびあった。分類: 【介護者25】【認知症の症状とどう付き合うか】【対応に困る言動】【攻撃的な態度】


 脳血管性認知症の父は、大きな音とかに反応するようになりました。道路に近い家なもんですから、大きな車が通ったりしたときとか、あと、隣の方が、音楽を鳴らして車で戻ってきたりしたときとか、そういう音に反応して、どなりに行ったこともあったと聞いてます。苦情っていうよりも、もうとにかく怒りで、どなりに行ったという感じですね。

 あとは、失語があったものですから、普段のちょっとしたことでも、バンって怒ってテーブルを叩いたりとか、物を投げたりとかってするのは、言葉がうまくしゃべれないイライなのかな、というふうに思っていたんですけれど……

 やっぱり、そうやって、何もなかったのに近所にどなりに行ったっていうことが、おかしいなとは思いました。

 

https://www.dipex-j.org/dementia/topic/symptom/komaru/477.html

音声のみ

 

前回は、

(K1589)「 認知症の語り 」(19)

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/09/K1589.html

 

<出典>

「認知症の語り(89)」、NPO法人健康と病の語りディベックス・ジャパン

https://www.dipex-j.org/dementia/



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