「子供食堂」が増え続けているようだが、コンセプトは変わってきている。
最初:貧困家庭の子供に食事を提供する
最近:(貧富に関係なく)孤食の子供に食事を提供する
(子供に限定せず)孤立しがちな大人にも食事を提供する好ましい方向だと思う。
「きょういく・きょうよう」が大切だと最近よく言われている。「今日行くところがある」「今日用事がある」。最近「きょうしょく」も加わった。「共食=共に食べる」
背景には、家族の弱体化がある。それをカバーする「子供食堂」は、「地域の再構築」の一環でもある。
===== 引用はじめ
政府は29日、平成29年度版の食育白書を閣議決定した。全ての食事を1人で取る日が週の半分を超える人は15・3%を占め、比率が上昇したとの調査結果を紹介。単身・少人数世帯が増え、こうした「孤食」が進む可能性があり、地域や職場などで食事を共にする機会づくりが重要だと指摘した。
調査は29年11~12月、20歳以上を対象に実施。1日の食事全てを1人で済ます頻度を聞いたところ、「週4~5日」が4・3%、「ほとんど毎日」は11・0%だった。この質問を初めて設けた23年の調査からは比率の合計は約5ポイント上昇し、「時間や場所が合わない」「一緒に食べる人がいない」という声が目立った。
誰かと食べる頻度が高いほど栄養バランスが良いといい、高齢の単身世帯の増加などに備え、地域の食事会といった活動を推進するよう促した。
===== 引用おわり
ご参考) 平成29年度
食育白書
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/h29_index.html添付図は、この食育白書より
<出典>
「孤食」週半分以上15% / 時間合わず・一緒に食べる人なし
産経新聞(2018/05/29)週半分超「孤食」は15% 比率上昇と食育白書
http://www.sankei.com/politics/news/180529/plt1805290010-n1.html
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