出生数は最少、死亡数は戦後最多、人口減少が加速している。
===== 引用はじめ
厚生労働省は1日、平成29年の人口動態統計(概数)を発表した。生まれた子供の数(【出生数】)は94万6060人と過去最少で、2年連続で100万人を割り込んだ。
一方で、【死亡数】は134万433人(前年比3万2685人増)で戦後最多。
死亡数から出生数を差し引いた【人口の自然減】は39万4373人で、過去最大の減少幅となった。前年の減少幅は33万770人で、人口減少も加速化している。
===== 引用おわり
段落変更。【】印を追記
【多死社会】
(1) 多死社会とは
(2) 多死社会のピーク(3) 多死社会になると何が困るか
(1) 多死社会とは
超高齢化社会の次に到来するとされる社会形態で、高齢者が増加して死者が増えていき、人口が減少する。
(2) 多死社会のピーク
日本の年間死亡数は、2037年~2042年(団塊の世代が90代を迎える)にピークを迎え、毎年約166万人が亡くなると予想されている(国立社会保障・人口問題研究所の推計)。
(3) 多死社会になると何が困るか
墓の継承や遺産相続、終末期医療、みとりなど、さまざまな課題が表面化している
【合計特殊出生率】
女性が生涯に産む子供の推定人数を示す「合計特殊出生率」は1・43で、前年を0・01ポイント下回り2年連続のマイナス。少子化や人口減少に拍車がかかっている。
【婚姻・離婚・初婚】
婚姻件数は60万6863組(同1万3668組減少)で戦後最小、離婚件数は21万2262組(同4536組減少)。平均初婚年齢は夫31・1歳、妻29・4歳で、前年とほぼ同年齢だった。
<出典>
出生数最少94万人 / 29年 死亡数 戦後最多134万人
産経新聞(2018/06/02)ここから「出生数は減少、死亡数は増加傾向」を転載
出生数94万人で過去最少 死亡数は134万人で戦後最多 29年人口統計
(2018.6.1 15:09更新)
https://www.sankei.com/life/news/180601/lif1806010013-n1.html
ここから「出生数と出生率の推移」を転載
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