2018年6月23日土曜日

(K0418)  靴なら「若々しさ」より「履き心地」 <自立>

 
===== 引用はじめ
 カジュアルな装いや、履き心地が良くて、しかもおしゃれな靴-。年を重ねた女性に向けたファッションの提案が変化してきている。「若々しさ」よりも「自然体」を重視した着こなしが多く、「年を重ねることの楽しさ」が伝わってくる。(油原聡子)
===== 引用おわり
 

(1)  60代以上の女性をターゲットにした新ライン「オープンエンド」(百貨店の三越伊勢丹)
(2)  60代女性向けファッション誌ムック本「素敵なあの人の大人服」(宝島社)
 

【展開】

(1)  60代以上の女性をターゲットにした新ライン「オープンエンド」(百貨店の三越伊勢丹)

 百貨店の三越伊勢丹はオリジナルブランド「ナンバートゥエンティワン(NT)」でこの春から、60代以上の女性をターゲットにした新ライン「オープンエンド」をスタートさせた。
 高齢者に対応した従来のコンフォートシューズは、デザインよりも機能性が重視されていたが、オープンエンドでは、足の悩みに対応しつつファッショントレンドにも配慮した靴を企画。人気のローファーは、すっきりした見た目だが、柔らかい革を使い、履き心地をよくした。メーカー独自の製法で中底を抜き、片足約140グラムと通常のローファーより4割も軽くなったという。
 

(2)  60代女性向けファッション誌ムック本(*)「素敵なあの人の大人服」(宝島社)

 60代女性向けファッション誌として話題になっているのがムック本「素敵なあの人の大人服」(宝島社)だ。昨年12月に発売、先月には第2弾も出て、合わせて10万部と好調だ。
 60代女性のファッションは高級志向で華やかなものが注目されていたが、同誌は“心地よい装い”がテーマ。誌面で紹介される服は、カジュアルでナチュラルだ。明るい色を取り入れた着こなしもあるが、あくまでシンプル。
 
(*) 『ムック本』を簡単に説明すると、“雑誌のような作りをした単行本”。ムック本は雑誌とは違い、一つのテーマの“まとめ”のようなトレンドに左右されない内容のものが多いですね。そして、写真やイラストが多く、本自体のサイズも大きいビジュアルを重視した「ビジュアルブック」と呼ばれる、一般の書籍とも作りが違うのもムック本の特徴です。
http://pro.bookoffonline.co.jp/book-enjoy/books-trivia/20180129-zasshi-mook-tigai.html
 
 

  60代女性のおしゃれが変わってきたという

(1)  「今の60代は心が若く、いつまでもおしゃれを楽しみたいと思っている人が多い」とNT営業部の河村明彦さん

(2)  担当編集者の神下敬子さんは「数年前、インテリア本の取材で出会った50~60代の女性たちは何げないおしゃれがすてきでした。60代のセンスが変わってきていると感じました」と明かす


次回に続く
 

<引用>
60代に提案 自然体の装い
【人生マスターズ】産経新聞(2018/06/06)
 
60代女性のファッション進化 「心地よさ」「自然体」重視に
https://www.sankei.com/life/news/180518/lif1805180028-n1.html
写真は、このサイトから



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