2018年11月16日金曜日

(K0565)  認知症 仲間で支え合い <脳の健康>


 
 認知症では早期発見、早期対策が大切なのにできない理由の一つとして、「認知症と診断されたら人生終わりだ」とい思いがあるのではないか。「そういうふうに考えてはいけない」と「説教」されても、踏ん切りがつかない。

 医者に行く前に経験者の話を聞ければ、頭と心の整理がつき、一歩踏み出せるのではないか。また、MCI(軽度認知障害)宣告されたときに心を整理し、今後の具体的な計画を立てる際にも、経験者がいてくれると心強い。
 
 
 上記の認知症レベルならば、人との会話は十分成立し、PDCAサイクル(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返す)も十分できる。ピア(仲間)サポートは、現実的な対応だと思う。
 
===== 引用はじめ
 厚生労働省は8日までに、認知症の当事者同士で悩みを語り合ったり、互いに支援したりする活動への補助制度を新設する方針を固めた。認知症と診断され戸惑う人の相談に別の認知症の人が応じ、不安の軽減につなげる狙い。2019年度予算の概算要求に、関連事業と合わせて約56千万円を計上した。
 同じ症状や悩みを持つ人同士で支え合う活動は「ピア(仲間)サポート」と呼ばれ、注目を集めている。
 専門医療を提供する「認知症疾患医療センター」や地域包括支援センター、公共施設を拠点に、定期的に認知症の人が集まり、相談できる場を設ける。
===== 引用おわり
 

ピア・サポートの理念

===== 引用はじめ
 「ピア」とは仲間を意味しています。職場の同僚もピアです。「サポート」とは支援することを意味していますが、専門家によるサポートとは違い、仲間としてよりよくサポートする”仲間力”に基づいたものです。
===== 引用おわり
http://www.peer-s.jp/idea.html
添付図は、このサイトから(学校での例だが基本は同じ)
 


 
<出典>
認知症 仲間で支え合い / 初期段階での不安軽減狙い
産経新聞(2018/11/09)
 
厚労省、認知症の仲間支援に補助
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000123-kyodonews-soci


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