2018年11月28日水曜日

(K0577)  結婚5年後の恨み「産後クライシス」で熟年離婚 <家族の再形成>

 
 結婚5年後の恨みで熟年離婚になるそうです。離婚を言われた夫は、びっくりし、原因も理由もわからない。何故、そんなことになってしまうのか。
 

 「産後クライシス」というのがある。

===== 引用はじめ
 産後クライシスとは、産後急激に夫婦仲が悪くなる現象のことで、「育児ノイローゼ」や「産後ブルー」の結果、夫婦仲や社会関係にまで悪影響を及ぼすとして、NHKが「産後クライシス」を提唱しました。

 岡山大大学院保健学研究科の中塚幹也教授らは、15年に岡山県内の保育園や子育て支援拠点の計11施設を利用する母親684人に質問用紙を配布。回答があった353人を分析した。
 回答者は平均33・7歳、結婚した年齢は平均28・2歳。産後クライシス(出産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況)について「かなり当てはまる」は10・3%、「どちらかといえば当てはまる」は39・6%で計49・9%。このどちらかに当てはまる女性の約6割は回答時点でも続いていると答えた。
 引用元:愛情、急速に冷えた 「産後クライシス」女性の半数経験
https://www.asahi.com/articles/ASKDW4SFKKDWPLBJ001.html
===== 引用おわり
産後クライシスとは|6つの原因と離婚の危機に陥った際の対処法
https://ricon-pro.com/columns/93/
 

 最近の若いお母さんはこんな状況に我慢することなく離婚を決意するので、シングルマザーが増えています。離婚を決意した時の子供の年齢は0~2歳が一番多いようですので、“子は鎹(カスガイ)”はもう昔の話です。


 妻が夫を嫌いになるのは意外と早く、結婚5年後が大半のようです。
 
 現在熟年期の夫婦にも同じような危機はあったのでしょうが、多くの妻は我慢していたのです。その不満が夫の定年退職を機に噴き出すのが熟年離婚です。
 
 「妻が昔の話を蒸し返してきたら、辛いでしょうが逃げずに向き合って、サンドバックになり、ひたすら謝ることが大切」だそうです。
 

 もとはと言えば原因は自分にあるのかもしれないが、男はつらいよ!
 


<出典>
結婚5年以内で夫嫌いに
【石蔵文信 山あり谷あり】 産経新聞(2018/11/26 )

0 件のコメント:

コメントを投稿