2018年11月30日金曜日

(K0579)  ホームホスピス (4)「かあさんの家」の仕組み、グループホームとの比較 <臨死期>

 
 「ホームホスピスかあさんの家の仕組み」の図を添付しています。

1.   認定NPOホームホスピス宮崎(訪問看護・訪問介護)
1.1.  暮らしの保健室(多様な地域活動の展開)
 
 
2.   フォーマルサービス

2.1.  医療保険制度
2.1.1. 住民ごとのかかりつけ医
2.1.2. 在宅療養支援診療所
2.1.3. バックアップ医療機関 他科受診
2.1.4. 訪問歯科・訪問薬剤師・訪問看護

2.2.  介護保険制度(ケアプラン、多様な介護給付の導入)
 
 
3.   インフォーマルサポート

3.1.  家族に代る生活支援
3.1.1. かあさんの家のスタッフ(夜間見守り・食事づくりなど)
3.1.2. 家族会
3.1.3. 多様なボランティア
3.1.4. プロボノ  弁護士など

3.2.  地域の人々
 
 
 似た形態として一番近いのはグループホームでしょう。似ているのは、家族のような共同生活。

 大きく違うのは、グループホームは認知症しか受け入れないが、ホームホスピスは制限しないこと。また、グループホームでは「介護を受けながらも、ある程度は自立して日常生活を送れることが利用の条件であるため、要介護度が上がると、退居しなくてはならないことがあります」が、ホームホスピスでは「病や障碍などの困難な条件下にあっても最期まで生ききることを支え、家族が悔いのない看取りができるように支えます」を基本理念としています。
 グループホームの仕組みについては、例えば、
https://www.irs.jp/article/?p=361
 


<出典>
市原美穂、「ホームホスピスの広がり」、「ホームホスピスと緩和ケア 第1回全国ホームホスピス西日本支部大会」(一般社団法人全国ホームホスピス協会、全国ホームホスピス協会西日本支部、ホームホスピス合同研修会実行委員会 主催)、ラッセルホール(神戸市中央区)、2018/11/23

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