2018年11月25日日曜日

(K0574) 「フレ!フレ!生きがい教室」(3)広報 <体の健康>

 
 前回からの続きです。
 

【広報】
 
 フレイル予防支援事業は、神戸市では運営業務委託として公募され、
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/sougouzigyou/img/frailty-youryou.pdf

 圏域7 長田区、圏域8 須磨区(圏域9を除く)、圏域9 北須磨支所管内は、株式会社ルネサンスが受託しました(決定に日時は、HPに書いていないので、わかりません)。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/sougouzigyou/frailty.html
 

 須磨区では、1026日、1122日(添付)に「フレ!フレ!生きがい教室」が開催されました。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/sougouzigyou/img/frailty-yobou-3010.pdf
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/sougouzigyou/img/frailty-yobou-3011.pdf

 現時点(11/25)で、12月開催分については、公表されていません。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/sougouzigyou/frailty-yobou.html
 


 私は、開催日時を地域包括支援センター(神戸では「あんしんすこやかセンター」)に問い合わせていたが把握できず、11/22()開催がようやくわかったのが11/16()でした。11/19()に問い合わせたところ、「最初に申し込んだのが貴方です」と言われましたが、開催してくれそうだったので当日行ったら、参加者は私1人。その1人に3人が対応してくださいました。
 
 初めての試みということで、未だ錯誤状態なのでしょうが、広報ができておらず、税金の無駄遣いなっています(私が無駄遣いさせた?)。
 

 「須磨区役所や須磨区民センターで開催しては須磨区西部の人が参加しにくいので、今回は一の谷プラザホールにしたが、一か月前にならないと予約できないので、会場を確定できない。だから広報できない」とのこと。事情はわかります。でも、これでは参加者が集まらないのではないでしょうか。
 
 もう一つの「フレイル改善通所サービス」は、ある程度は人が集まっているそうです。こちらは、「要支援1・2、事業対象者(基本チェックリストにより、生活機能の低下が見られた方)」が対象であり、地域包括支援センターで把握できているので、勧誘しやすいのでしょう。
 
 一方、「フレイル予防支援事業」の対象は「65歳以上の高齢者」で、地域包括支援センターに来ない人はセンターとして把握できず、だから勧誘も難しいと思います。しかし、ここをなんとかしないと、今後も人集めに苦労するでしょう。
 

 企業では、ユーザーへのアプローチがわからないまま、新事業を始めることはありません。お役所は「いい加減だな」と思ったのですが、そうせざるを得ないのがお役所なのかもしれません。
 

 ちなみに、受託業者の神戸市の本拠地は、兵庫区を拠点にしているので、須磨区では広報手段がないのでしょう。神戸市保健福祉局が直接人集めはできないでしょう。地域包括支援センターは、上記のように事業対象者になっていない人へのルートがあまりないのではないでしょうか。
 
 結局、誰も人集めできません。それでも、人が集まらないまま、進んでいきます。今の時点で言うのは酷でしょうが、本当にこうやって税金を使ってよいのだろうか、疑問に思います。


 「フレイル予防支援事業」を止めましょうと言っているのではありません。推進していかねばならない、でも、まだ突破口が見つかっていません。

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