2018年11月22日木曜日

(K0571)  介護のイメージアップ/上条百里奈さん (4) <介護>

 
 このシリーズは、今回で最終回にします。
 

 私自身は、介護をしたことがないので、介護について述べても説得力はありません。実際に介護に携わっている上条さんが書いていることに賛同したので、上条さんの言葉を紹介してきました。では、上条さんは、介護を語るに本当に相応しい人なのか。
 
 先ず、上条さんは、職業として職場で介護をしているのですが、その経験は在宅での家族による介護にも当てはまるのか。次に、上条さんは特養で働いているが、一般的に特養は恵まれた環境と言われています。もっと厳しい現場はたくさんある、そのような過酷な現場での介護にも当てはまるのか。疑問はあります。
 
 ただ、このような理由で上条さんが介護を語るに相応しくないとするなら、介護を語るに相応しい人はいるのでしょうか。過酷な環境で家族の介護をしている人の言うことは、そうではない環境に当てはまるとは限りません。
 
 誰が言うかではなく、何が語られたかが大切だと思います。また、他の環境で語られたことがそのまま自分の環境に当てはまらなくても、何かのヒントが得られることは、十分あると思います。どれだけ本質的なことが書かれたか、普遍的なことが書かれたかで、受け入れられる人が、増える。すべての人に受け入れられることは、はなから期待できないと思います。上条さんは、かなり本質的、普遍的なことを語っているように、私には思われます。
 
 聞いた人が、聞いたことを自分なりに解釈し、役に立つものは取り入れ、役に立ちそうにないなら破棄する。それでよいと思います。
 


 最後に、「プラスダンス」を紹介します。
オフィシャル動画: https://youtu.be/hk2B2h96zpE

===== 引用はじめ
 「プラスダンス」は、介護福祉施設やデイサービスを利用される皆様がご家族と一緒に楽しく参加でき、誰でも歌って踊れて、いつのまにかプラス思考になれるダンスです。
 当協会の代表 澤田 智洋が歌と振り付けをプロデュースし、親しみやすいメロディと動きはすぐに覚えられ、座りながらでも、また車椅子でもできるのが特長です。
 DVDには、デイサービスを運営しレクリエーション介護士講師でもある介護のスペシャリスト若山 克彦氏(介護のお兄さん)と、介護福祉士として働きながらモデルとしても活躍する上条 百里奈氏(介護のお姉さん)による歌と踊りが収録され、振り付けカードもついています。
===== 引用おわり
https://www.sankei.com/economy/news/171113/prl1711130283-n1.html

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