「誰もが暮らしやすいまち」にする第一歩として「生活しにくさを抱えた人に声をかける」ということは、意味あることだと思います ―― と、先に書きました。私は、声かけとともに、心配りと手助けが必要だと思います。
例えば、目の不自由な人が歩いていたら、ぶつからないように道を譲る。これを心配りと呼ぶことにします。例えば、重い荷物をもって苦しそうに坂を登るお年寄りの荷物をしばらくもって歩く。これを手助けと呼ぶことにします。
心配り、声かけ、手助けの3つを「お手伝い3点セット」と呼ぶことにします。順番があります。先ず、身近に困っている人を察知するのが心配りです。次に、困っていそうな人に「何かお手伝いすることはありませんか」と声かけをします。「これを手伝ってください」と言われたら、手助けします。
援助とか支援とかいうと、少し重たい感じがします。お手伝い(心配り・声かけ・手助け)なら、特に技術がなくても、特に力持ちでなくても、自分のできそうな範囲で、簡単にできます。簡単であっても、「生活しにくさを抱えた人」にとっては、ずいぶん暮らしやすくなります。
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