男女雇用機会均等法は、女性の働き方を大いに変えたが、それにとどまらず、家族のあり方も大きく変えた。
添付図、参照
少子高齢化の背景に、このような事情がある。状況は、今後もますます厳しくなるだろうが、個人の生き方を強制的に変えることはできない。政治は、働き手が減るので女性に就労させようとしているが、それは状況の悪化を加速する。今日を凌ぐため、明日をつぶそうとしている。
合計特殊出生率とは、人口統計上の指標で、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均を示す(Wikipedia)。政府は、この数値を上げようとしているが、上げれば解決するわけではない。
【産まれてくる子供の数】=【女性の数】×【合計特殊出生率】
となる。合計特殊出生率を上げても、女性の数がどんどん減っていくので、今となっては焼け石に水である。
「こうあるべきだ」と論じても何も解決しない。現実を受けとめ、それに対してベストを尽くすしかない。
<出典>
崩れた昭和的価値観【平成その先へ】 産経新聞(2019/04/29)
崩れた昭和の価値観 晩婚に高齢出産
https://special.sankei.com/f/life/article/20190428/0001.html
(有料)
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