2019年5月18日土曜日

(K0745)  中高年のひきこもり61万人(1)  8050(はちまるごーまる)問題 <その他・ひきこもり>

 
 【用語解説】8050(はちまるごーまる)問題

===== 引用はじめ
 中高年のひきこもりが注目を集め、80歳代の親と50歳代のひきこもる子供の家庭になぞらえた言葉。高齢の親の年金などの収入で暮らすケースが多い。自室でほとんどの時間を過ごし、家族以外との交流を持たず社会参加しない状態を示すひきこもりについて、厚生労働省は原則的に、その状態が6カ月以上続くという基準を設けている。他人と関わらずに趣味や近所への買い物などで外出していても含まれる。
===== 引用おわり
 

 「8050問題」の名付け親で、大阪府豊中市社会福祉協議会の勝部麗子さんは指摘する。

===== 引用はじめ
 高度経済成長期に働いて年金がある親を、バブル崩壊のあおりを受けた無職の子が頼ってひきこもる。この30年間で生まれた、平成の時代を象徴するかのような問題だ
===== 引用おわり
 

 ひきこもりの当事者は中高年の方が深刻である

===== 引用はじめ
 全国の40~64歳のうち、推計61万千人がひきこもり状態であることが内閣府の平成30年度の調査で分かった。
 内閣府が27年度に実施した調査では、15~39歳の若年のひきこもりは54万1千人と推計された。
===== 引用おわり
 


<出典>
葛藤十数年 家を出た母
「私が死んだらあの子はどうなるのか」
【8050の実像 中高年のひきもり61万人】
産経新聞(2019/05/14)

【8050の実像-中高年ひきこもり61万人】(上)「お前のせいで」母と子、十数年の葛藤


https://www.sankei.com/west/news/190513/wst1905130030-n1.html

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