2019年5月29日水曜日

(K0759)  避けることのできない「生死の選択」(3) <臨死期>

 
(4)  先端医療
 

 先進医療を受けるかどうかという、選択肢も考えねばなりません。
 

===== 引用はじめ
 先進医療とは、公的医療保険制度に基づく評価療養のうち、厚生労働大臣が定める先進医療をいいます。 …
 先進医療による療養を受けた場合、診察・検査・投薬・入院料などの一般治療と共通する部分には公的医療保険(健康保険)が適用されますが、先進医療の技術料は全額自己負担となります。また、療養の種類によっては高額になるものがあります。 …
===== 引用おわり
https://www.sonysonpo.co.jp/md/m_gde004.html
 

 「先進医療の技術料は全額自己負担となります」とは言いますが、「高額療養費制度」というものがあります。
 
===== 引用はじめ
 高額療養費制度とは
 公的医療保険における制度の1つで、医療機関や薬局でかかった医療費の自己負担額が、ひと月(月の初めから終わりまで)で一定額を超えた場合に、その超えた金額が支給される制度です。高額療養費制度では、年齢や所得に応じて、ご本人が支払う医療費の上限が定められており、またいくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みも設けられています。
===== 引用おわり
https://www.sonysonpo.co.jp/md/m_gde005.html
 


 私は、先進医療、高額療養費制度で、やがて、保険制度は破綻すると思っています。この選択は、個人の問題を超えて、社会全体をどう最適化するか、非常に大きな視点での見直しが必要ではないかと思っています。
 
 提供できる医療のリソースは限られています。年老いて先の無い私が高額な先端医療を使ってしまうと、もっと安価で助かる沢山の命のチャンスを奪い取ってしまうかもしれません。そこまでして、私は命を長らえたいとは思いません。

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