1. WHOが認知症予防に新指針
2. 認知症患者数
2.1. 現在
2.2. 将来
2.3. 日本の推計
3. 新指針
【展開】
1. WHOが認知症予防に新指針
世界保健機関(WHO)は、世界的に増加している認知症の予防のための新たな指針を公表した。
2.
認知症患者数
2.1. 現在
WHOによると認知症患者は世界に推計5千万人おり、毎年約1千万人が新たに発症している。
2.2. 将来
各国が適切な対策を取らない場合、世界の認知症患者が2050年には1億5200万人に達する恐れがあるとしている。
2.3. 日本の推計
厚生労働省は、日本の認知症患者は12年に462万人で、25年には約700万人まで増えると推計している。
3.
新指針
(1)
針は12項目から成り、特に効果的な予防策として定期的な運動、禁煙を挙げた。
(2)
65歳以上の高齢者では1週間に少なくとも150分の中程度の有酸素運動が望ましいとしている。(3) またバランスの取れた食事や、
(4) 飲酒制限、
(5) 社会活動もリスク軽減に有効だとした。
(6) 食事では、芋類を除く野菜や果物を1日に少なくとも400グラム摂取するよう勧めている。
<出典>
認知症予防へ新指針 / 運動の習慣、健康的な食事 禁煙
産経新聞(2019/05/15)
認知症予防は「運動が重要」 世界保健機関が指針
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44863090W9A510C1CR0000/
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