2019年7月4日木曜日

(K0794)  究極の選択 がん or 認知症 <臨死期>

 
 数年前、二つの講演会で「究極の選択問題」の話題が出ました。「がんで死ぬか、認知症になって死ぬか、どちらかを選ばなければならないとしたら、あなたはどちらを選びますか?」。もちろん、がんを選んだらがんになる、あるいは認知症を選んだら認知症になる、というものではありません。しかし、現実味を帯びた設問です。
 

 「生涯でがんに罹患する確率は男性62%、女性47%」「生涯でがんによって死亡する確率は、男性25%(4人に1人)、女性16%(6人に1人)だった」
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2018/007812.php
 
 「認知症にかかっている方の割合」は、8084歳で24.4%85歳以上になると55.5%になります。
https://www.tr.mufg.jp/shisan/mamori/dementia/02.html
 

 強引にまとめると「長生きすると半分はがん、半分は認知症」「がんで死なずに長生きしたら、認知症になる可能性が高い」ことになります。
 
 興味深いことに、がんの専門医は「私はがんの方がよい」と言い、認知症に詳しい教授は「私は認知症の方がよい」と言いました。沢山の症例を見てきた彼らは、がんとの付き合い方、認知症との付き合い方を知っているからだと思います。
 
 続く

0 件のコメント:

コメントを投稿