2019年7月15日月曜日

(K0806)  高齢者の団結 / AARP <アドボカシー>

 
 「高齢化問題」が「高齢者問題」と意識されるようになってきたのではないだろうか。「稼ぎのない高齢者のために社会保障費が膨れ上がり、現役世代を圧迫している」。「困ったものだ!」

 高齢者としても言い分はある。年金原資は一杯払ってきた。しかし、そのお金は親世代の年金に贅沢に使われ、厚生省が“厚生年金保険・国民年金事業”で食いつぶしてしまった。

 かつて高齢者が享受してきた便益を今の高齢者は受けられない。団塊の世代の親たちは、60歳になったら年金をもらっていたが、それは団塊の世代が負担してきた。しかし団塊の世代が60歳になったときには、年金支給年齢が繰り上げられていた。年金制度とはそういうものだといえばそうなのだが、不公平ではないか。
 

===== 引用はじめ
 最近の日本では高齢者の生き方、あり方に年下の世代が一方的に、ときには独善的に、規範を押しつけ、当事者の高齢層はただ黙ったまま、反論も発言もしない

 日本の高齢者は自分たちの生き方になにを言われても、ただうつむくというふうにさえ映るのだ。日本国民としての他と平等な権利の正当な主張さえしないようにもみえる。
===== 引用おわり
 
 
 アメリカは違うらしい。
 
===== 引用はじめ
 この点、米国は対照的である。高齢者たちが全米規模できわめて強力に団結した組織をつくってきた。そして組織として常に発言し、社会一般や政府機構に要求を突きつける。連邦の政府や議会も重視せざるをえない強大な政治パワーとなっているのだ。
 全米規模での高齢者共闘組織としては8団体ほどがあるが、最大最強は「アメリカ退職者協会」(AARP)である。

 その活動で顕著なのは、高齢者の生活を左右する法律や政策の内容を自分たちに有利にするために展開する議会や政府への影響力行使、つまりロビイングである。
===== 引用おわり
 

 団塊の世代は、大きなパワーをもち、アメリカを見ながら世の中を変えようとしてきた。
 
===== 引用はじめ
 日本でも同様の活動ができないはずはないだろう。ほんの一案としての「日本シニア国民連合」の旗あげはどうだろうか。
===== 引用おわり
 


<出典>
日本の高齢者よ 団結せよ
【あめりかノート 古森義久】産経新聞(2019/06/30)
【古森義久のあめりかノート】日本の高齢者よ団結せよ
https://www.sankei.com/life/news/190630/lif1906300024-n1.html
 
 添付写真のジョー・アン・ジェンキンスは、AARPの最高責任者

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