家森幸男氏(*)が、その著書『食でつくる長寿力』の序文で、次の様に言っています。
===== 引用はじめ
高齢化社会と医療費削減が叫ばれる中、これからの医療は必然的に予防医学にシフトせざるをえない。そして、その予防医療の中核は食生活の改善にある。長寿力の条件ははっきりしている。 この健康10カ条は、長寿地域の食生活から導き出された結論である。
その1 食塩を控えめに
その2 脂肪、とくに動物性脂肪をとりすぎない
その3 野菜と果物をたっぷり
その4 乳製品をとる
その5 魚や大豆で良質なたんぱく質を
その6 食事は大勢でにぎやかに
その7 食材をバランスよくその8 一日一膳(一日のうち一食は体にやさしい食事を)その9 長生きは勝ち取るもの
その10 前向きに明るく生きる
===== 引用おわり
(*) 武庫川女子大学 国際健康開発研究所 所長
その1~5は、食成分のあり方、
その6~10は、食生活のあり方。ここまでは、似たようなことが色々なところで言われています。
これを知っているだけでは意味がなく、
これを実生活で実践してこそ健康を保てます。それが、難しいのです。
定性的にしか言われていません。
気にしながら食生活をしていて
それで十分なのか十分でないのかが分かりません。
食べる時、何を何グラム以上とか以下とかと定量的に教えてもらっても、
病院食のようにプロが作るならいざ知らず、
普通の生活では、毎日、毎日測るわけにもいきません。
そこで現れたのが、「ユリカップ」です。
続く
<出典>
【時習26回3-7の会 0224】~「家森幸男『食でつくる長寿力』」「ほんとうの時代2月号~松下幸之助『人生は終生勉強』(人生後半を生きる言葉6)」http://jishu2637.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/26-02242-f9b3.html
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