2019年7月28日日曜日

(K0819)  高齢期の引きこもりを考える(5) 高齢期からの引きこもり <社会的健康>

 
 高齢期の引きこもりには、3種類あると思います。

(1)  若い頃から引きこもって、引き続き引きこもり
(2)  引退して、仕事が無くなって、引きこもり
(3)  引退して出かけていたけれど、しんどくなって引きこもり
 

 今回は、(2)を検討します。
 
 長年の会社勤めが終わって、退職した。前からやりたいこととし、本を読んだり、映画を観たり、旅行に行ったりしていたが、だんだん飽きてきて、出かける意欲も失せ、家でゴロゴロするようになった。
 
 なかには一念発起し、「○○の会」に出てみたが、どうも馴染みにくい。おばさまたちが仕切って、どうも変なことをしている。それではだめだと、やり方を教えてあげたら、嫌われたみたいで居心地がわるかなった。行く気がなくなった。
 
 (既婚の男性の場合)家にいると、三度の飯は奥さんが作ってくれるが、なんだか最近不機嫌だ。
 

 先に書いた「(K0817)  高齢期の引きこもりを考える(4) 引きこもりたくて引きこもっているのではない <社会的健康>」とは、少し様子が違うようです。
 
 定期的に出かける先ができればよいのですが――。

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