2020年1月17日金曜日

(K0991)  ユマニチュードで変化 <認知症>

 
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「ユマニチュード」の基本の柱は、①「見る」②「話しかける」③「触れる」④「立つ」。高齢者ケアだけでなく、ケアする人のバーンアウトを防ぐなど、ケアを受ける人、行う人双方に“明らかな変化”をもたらす
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 「できるだけ負担の少ない介護」とは手抜きすることではありません。介護のコツを会得して自分も相手も心地よくなることです。
 
===== 引用はじめ
 夫は幻視が強く、話がかみ合わず続きません。夫の言うことが理解できず、A子さんの対応が悪いと夫はすぐ怒ってしまいます。「意志が疎通できないのが最大の悩みでした」とY子さん。
===== 引用おわり
 
 それが、ユマニチュードで変化しました。
 
===== 引用はじめ
 夫の視界に入るようにしてゆっくり話しかけてみたら、いつもと違ったと言います。泣きそうな顔をしている夫に、「一緒に泣こうか」と言ったら素直に「うん」と。「けっして仲の良い夫婦ではなかったのですが、いま心が通ったと思った」そうです。
===== 引用おわり
 
===== 引用はじめ
 ユマニチュードとは、フランスで開発された介護の技法で、「人間らしさ」を大切にします。①正面からしっかり目を見つめて②穏やかにゆっくり前向きな言葉で話しかける――など4つのポイントで相手に接するものです。
===== 引用おわり
 
 「なんだそんなことか」を実行することが大切なのです。
 
<出典>
ユマニチュードで変化
【高見国生の認知症と歩む】 産経新聞(2020/01/07)
 
添付は、
https://www.nichii-kangoshi.jp/seminar_reports/detail/121

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