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効率化のために、多能化が求められている。企業経営のため必要。一方、ワークシェアリングという考え方もある。当然、賃金も下がる。シニアの就労チャンスを広げるためには、発想の転換が必要だ。経営者もシニアも
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新聞に次のような投稿がありました。
===== 引用はじめ
昔はバスに乗車すると、運転手は運転にだけ専念し、乗車券の販売や改札は車掌が行うという分業でした。今は運転手が車掌を兼務し、乗車の際の業務が膨らんでいます。
コンビニエンスストアやスーパーのレジでも、現金払いの客をはじめ、クレジット払いやポイントカードの処理、さらに袋入れも1人でこなしています。
===== 引用おわり
その通りです。そして、次の嘆きもその通りです。「私など、すべての仕事を覚え切ることができずに、まず務まらないと思います」(70歳)
解決策は、ワークシェアリングしかないと思います。「ワークシェアリングとは、勤労者同士で雇用を分け合うこと。各々の労働時間を短くする時短によるのが典型的な方法である。」(Wikipedia『ワークシェアリング』)
2人で仕事をするのなら、時給を半分未満にしなければなりません。交通費の支給、労務管理、引継ぎ業務が増えるので、企業経営を圧迫しないためには、半分よりさらに少なくなります。つまり、経営者もそこで働くシニアも、自覚と覚悟が必要です。
実現困難なテーマだが、是非実現したいテーマでもあります。
<出典>
[無職 安藤邦緒 70]、「シニア就労まず環境整備を」
【談話室】 産経新聞(2020/01/29)
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