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「眼鏡がない」といつも捜している。そうしたささいな異変は、もしかして認知症の症状かもしれない。認知症はどんな人にでも、どんな年齢でも起こる。初期で気づいてあげられれば、できることがたくさんある
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杉山孝博「認知症の人の不可解な行動がわかる本」(講談社)の第1章「1.始まりはささいな異変から」のエッセンスを紹介してきました。詳しくは、本を購入して読んでください。
これまで9回取り上げ、リストは以下に示しています。【周囲の気づき】を含めたもう少し詳しい情報は、添付の表に示しています。
● もの忘れ
(K1101)どこにおいたかすぐに忘れる(K1104)同じことを何回もいう
(K1106)道具が使いこなせない
● 判断力・理解力の衰え
(K1109)買物でとまどう(K1112)新しいことを難しく感じる
● 見当識の喪失
(K1115)約束を忘れる
● 人柄が変わる
(K1119)怒りっぽくなった
● 不安を抱く
(K1122)落ち込みやすくなった(K1126)意欲がなくなる
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