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「家族がいじめる」「どこかに追い払おうとしている」「食事に毒が入っている」などの被害妄想は、本人と周囲の人間関係を混乱させる。本人が訴える内容は、事実とは違うことが大半だが、本人にとっては深刻な現実
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● 悪口をいわれていると思い込む
<してはいけないこと>
「バカなことをいうな」と取り合わない
否定すると、「この人も私を嫌がっている」というネガティブな感情だけが残る。
<配慮するとよいこと>
● 不安や寂しさをなくしてあげたい
本人が「見捨てられている」「のけ者にされる」と感じているなら、まずその気持ちに寄り添うことが大切です。
・ 会話を増やす
・ 原因を探る
・ 何かの役割を
<説明>
大切なのは、本人の訴えをよく聞くこと。その裏側にある「家族の一員として役立ちたい」「わかってほしい」「見捨てられたくない」という思いをしっかり受け止めましょう。本人の心の安定をはかることで、被害妄想は減ります。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
添付図は、「認知症による被害妄想への対応方法は?」
https://kaigo.homes.co.jp/manual/dementia/symptom/higai/
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