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感染拡大前はジムやスポーツ教室に通っていた、元気なお年寄りが引きこもらざるをえない状況に陥っています。動かないことが高齢者の健康をむしばむと分かっていても新型コロナウイルスへの警戒は必要。ジレンマ
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筑波大大学院教授久野譜也氏の、新潟県見附市での調査結果
<A> 339人(38~91歳)アンケート
外出自粛前に比べて
・ 「意欲的、活動的に過ごせなくなった」と鬱傾向を訴える人が約4割
・ 1割以上が「同じことを何度も聞いたり、物忘れが気になったりするようになった」
<B> 647人(元気な高齢者・平均年齢70歳)(図添付)
外出自粛後の変化
・ 会話が減った … 69%
・ 運動不足 … 66%
・ 物忘れが気になる … 19%
老年医学が専門の東京大学大学院、秋下雅弘教授は「動かない」ことから始まる悪循環を指摘します。(図添付)
① 動かない →
② 筋肉が衰える・認知機能低下 →
③ 意欲が低下 →
④ 低栄養 → ①
【課題】
(1) 緊急事態宣言の延長でますます長引く外出自粛。
(2) 感染拡大前はジムやスポーツ教室に通っていた、元気なお年寄りが引きこもらざるをえない状況に陥っています。
(3) 動かないことが高齢者の健康をむしばむと分かっていても新型コロナウイルスへの警戒は必要、
(4) そんなジレンマの中、どうすればいいのか、
久野氏は対策として「正しい知識を持ち、感染リスクを抑えながら、しっかり運動すること」と訴える。
<出典>
久野譜也、外出自粛「仮設生活と似ている」
【100歳時代プロジェクト】産経新聞(2020/05/25)
外出自粛で要介護に?高齢者の健康を守る
けさのクローズアップ 2020年5月12日(火)
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2020/05/0512.html
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