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息子はまだ小学生のはずだけど(家族を忘れる)。家族の顔を忘れるというのは、家族にとってもつらい症状。しかし、忘れているわけではなく、昔の家族の姿が今の記憶。思っている自分の年齢と、家族の姿にギャップ
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● あなたは? だれという
記憶障害によって記憶が遡ったり、見当識障害によって人物の認識が難しくなると、家族の顔もわからなくなります。
<こんなケースも>
・ 夫に「おたくはお子さん何人?」と尋ねる
・ 娘を姉や母だという
・ 息子に向かって「お父さん」とよびかける
<本人の気持ち>
「私より年上の人が息子?」
認知症の人は、過去の記憶の中で生きています。記憶の中で自部の子は小学生なのに、突然、見知らぬ中年の男性から「お母さん」とよばれても、理解できません。「どなたですか」と聞き返すのは当然です。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
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