2020年6月27日土曜日

(K1153)  AIが提示電話で健康状態を把握 / 介護・高齢者の見守りにAIやネット活用(3) <介護>


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自宅で最期を迎える高齢者が増えていく。介護者が実際に訪問し、介護をするとともに、様子を見るというのが基本であることは変わらないだろうが、AIを駆使することによって訪問しなくてもできることが増える
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AIを活用した電話による高齢者支援システム】
 電話発信から電話応対までを自動化し、高齢者の安否確認や健康状態把握の効率化を行う

【連携協定】
 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、奈良県と共同で、AIを活用した地域包括ケアシステムの推進に向けた連携協定を、2020326日(木曜)に締結した
  AIなどを活用して奈良県がめざす地域包括ケアシステムの推進を目的とする
  実際の高齢者ケアを通じた問診内容を考慮したシナリオ設計をすることによって、対象者の回答状況に合わせて、その後の対応をAIから人へ引き継ぐ実証も行い、今以上にきめ細やかな高齢者支援の深化・実用化をめざします

【イメージ】
  AIが「痛いところはないですか」と質問し「膝が痛い」と答えると、「いつからですか」「通院はしていますか」などと自然に対話する
  内容は記録され、「しんどい」などの言葉や電話に出ないことがあれば、離れて暮らす家族に連絡することを想定している
  「データを蓄積すれば、認知症の早期発見につながる」と期待されている


 介護分野においても、AIを駆使することによって訪問しなくてもできることが増える。人工知能の魅力は、専門的な知識が必要な仕事の一部を肩代わりしてくれることである。

<出典>
AIやネット活用 生活習慣「見える化」 / 介護、高齢者の見守り
産経新聞(2020/06/19)

奈良県とAIを活用した地域包括ケアシステムの推進に関する連携協定を締結<2020326日>
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2020/03/26_01.html


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