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子育てで非認知能力が話題になっているが、高齢者の寿命にも影響を与える。コロナ禍で悲観的になったり不寛容になったりしていないか。誠実さや忍耐力、自制心といった思考や態度(非認知能力)を見直してはどうか
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非認知能力を高めることで、健康的にも恵まれることが期待されます。
学力や知能指数といったものは認知能力と呼ばれます。一方で誠実さや忍耐力、自制心といった思考や態度は認知能力を補うもので、非認知能力と呼ばれます。これに恵まれている人は、抑鬱や孤独を感じることの少ないことが今までの研究で示されています。
非認知能力が高齢者の寿命に与える影響を調べた研究結果(今年5月 米医学誌)
===== 引用はじめ
ここでの非認知能力は、誠実性、忍耐力、情緒の安定性、楽観性、(自分の身に起こっていることの)制御――の5つで数値化しています
結果は、これらが総合して高いほど、死亡率は低くなっており、健康状態や社会経済的状況などの影響を考慮に入れてもなお有意なものでした。
どれか一つではなく、すべてを併せ持つことで効果が発揮されていることも示されています。
===== 引用おわり
認知能力が死亡率を下ける明確な理由は分かっていません。
・ 思考や態度が体内のホルモン分泌を変えるのかもしれませんし、
・ 健診をきちんと受けたり、体の変調があれはすぐに受診したりするという行動につながるのかもしれません。
非認知能力は、最近、子育てで注目されているようですが、
(1898) 非認知能力(ボーク重子)
http://kagayaki56.blogspot.com/2020/03/1898.html
高齢者の寿命にも関係するようです。
<出典>
下島和弥、「忍耐力や自制心 高めて長生きを」
【認知café 178 非認知能力】 産経新聞(2020/06/11)
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200611/ecb2006110800002-n1.htm
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