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もの盗られ妄想は、記憶障害などの中核障害に加えて、本人が抱える不安や葛藤、お金に苦労したことなどの経験がかかわって発症するといわれている。「認知症がいわせている」と受け止めて、真に受けないこと
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● 介護者を泥棒扱いする
<してはいけないこと>
「お母さんがしたんでしょ」という
… 否定すると妄想がさらに強まり、お互いの関係性が悪化する
<配慮するとよいこと>
● じょうずに受け流すのがベスト
「盗まれた」と思い込んでいる人に真向から反論をしても、疑いは晴れず、かえって騒ぎが大きくなります。
・ 演じる
・ いっしょに捜す・ 否定しない
・ 第三者に協力してもらう
・ 保管場所を伝える
<説明>
泥棒よばわりされるのは不愉快なことですが、冷静な対応を。犯人扱いされるのは、身近な存在であるためで、信頼されていないからではありません。まずは、本人の「困っている」という気持ちを受け取ります。
<出典>
杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」
添付図は、「認知症の物盗られ妄想で疲弊。どう対応したらいいですか?【主任ケアマネが回答】」
https://www.heartpage.jp/contents/magazine/06-00106
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