2021年3月30日火曜日

(K1430)  認知症の人の世界を理解する「9大法則と1原則」(杉山孝博)(3) <介護>

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一見、わかりにくい認知症の人の行動も、本人の立場に立って考えれば、ほとんどすべてを理解できます。そのためには、認知症、本人の生活歴などを知ることが重要です。「本人の立場に立ち、その気持ちに寄り添う」

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===== 引用はじめ

【第7法則】 : 作用・反作用の法則

認知症の人に対して強く対応すると、強い反応が返ってきます。認知症の人と介護者の間に鏡を置いて、鏡に映った介護者の気持ちや状態が、認知症の人の状態です。

 

【第8法則】 :認知症症状の了解可能性に関する法則

老年期の知的機能低下の特性から全ての認知症の症状が理解・説明できる

 

【第9法則】 :衰弱の進行に関する法則

認知症の人の老化の速度は非常に速く、認知症になっていない人の約3倍のスピード。正常の高齢者の4年後の死亡率が28.4%であるのに、認知症高齢者の4年後の死亡率は83.2%(聖マリアンナ医大長谷川名誉教授の報告)。

===== 引用おわり

https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2228

 

<出典>

杉山孝博、「認知症の人の不可解な行動がわかる本」



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