2021年6月20日日曜日

(K1512)  「 認知症の語り 」(008)

 【 認知症 ・ 語り 】母と 同居 していた妹は 介護 に 疲弊 して「お姉ちゃんにはわからないよ」という言葉を残し、家を出た。分類:【 介護者19 】【 介護の実際と社会資源の活用 】【 家族内の介護協力 】【 きょうだいで介護する 】

 母と一緒に暮らしてた妹は、結局、しばらくして家を出ることになったんですね。 … そのとき「お姉ちゃんにはわからないよ」って、私に対して言ったんです。一緒に暮らしてると、やっぱりすごく大変だったんだなとは思いますね。

 月に12回ぐらいは行くようにしてたんですけど、それでもわりとしんどいときはあって、病気とわかっていながらも、母とうまく接することができなくって……。

 その後、家に帰ってきてから、自分に対してすごく罪悪感を感じたりとか、母に対して言ってはいけないことを言ってしまったとか、優しくできなかったこととかを反省したりして。それでもやっぱり、一緒にいると、「何で、そういうふうに何回も言うの」って、喧嘩してしまったりっていうのはあるんですけど。

 

https://www.dipex-j.org/dementia/topic/resource/kaigo/518.html

音声のみ。

 

前回は、

(K1505)「 認知症の語り 」(007)

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/06/k1505-007.html

 

<出典>

「認知症の語り(162)」、NPO法人健康と病の語りディベックス・ジャパン

https://www.dipex-j.org/dementia/



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