【認知症・蛭子】 世にも珍しい“認知症エッセイ"。また、蛭子さんに起こった“過酷な現実"を、一番近くで見てきた妻・悠加さんが初めて告白。認知症介護の先輩たちが、悠加さんの悩みに本音で答える「介護相談」コーナーもあります。
新刊「認知症になった蛭子さん」、本書は、認知症と診断されてからの蛭子さんのエッセーに加え、妻の悠加さんが体験した介護のリアルや認知症介護の先輩からのアドバイスなども盛り込み、認知症家族のための指南書となっている。
悠加さんが蛭子さんの様子がおかしいと気付いたのは平成29年、寝ているときに突然たたかれたのがきっかけだった。翌朝には何事もなかったかのようにしていたので「寝ぼけたのだろう」と思ったが、実はこの行動はレビー小体型認知症が発症する数年前から見られる「レム期睡眠行動異常症」だった。これ以降、異常発汗や夜間頻尿、幻視などの症状が出るようになる。幻視では、洗濯物を入れたカゴを見て悠加さんが倒れていると叫んだり、デパートの売り場で電車が走っていると大騒ぎしたりしたこともあった。
そんな状況でも蛭子さんは仕事をこなせていた。心身ともに参ってしまったのは悠加さんの方だ。精神的なものからくる急性胃腸炎になり救急車で4度病院に担ぎ込まれ、死んでしまおうという考えがつねに頭をよぎっていたという。
認知症になった蛭子さん ~ 介護する家族の心が「楽」になる本
===== 引用はじめ
2020年7月、漫画家・タレントの蛭子能収さんが認知症であることを公表。
本書は、「いくつになっても働いていたい」という蛭子さんの思いに応えるべく、ご家族やマネージャーさんの助けを借りながら完成した、世にも珍しい“認知症エッセイ"。
…
===== 引用おわり
<出典>
ありのままを笑ってほしい 蛭子能収さん新刊「認知症になった蛭子さん」
【ザ・インタビュー】 産経新聞(2021/06/16)
https://www.sankei.com/article/20210606-3YM42BDIWJOY3BA24MQ52LQDUY/
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