【 認知症 ・ 語り 】 診断を受ける前から母は怒りっぽくて、あるとき、ものすごい形相で後ろから殴りかかってきた。分類: 【介護者35】【認知症の診断】【症状の始まり】【家族が異変に気づく】
去年の夏か秋か、やっぱり感情的に怒ったことがあって、私が母に背中を向けているときに、背中から殴りかかってきたんです。とっても驚いて、「人が背中を向けているときに、殴りかかってくるなんて!」って言って、母の両腕を正面からつかんで、目を見てすごく怒ったんですよ。
そうしたら、母は、何か言い知れぬ感情を抑えて黙ってしまっているというか、私のことを一生懸命見ている。私の目を見ているんだけれども、「自分の中にある感情を、とでも言葉では説明できない」っていうような感じの顔で、にらみつけるというか……。すごい表情というより、形相ですね、形相で、人を、こう、……見つめたまま、黙ってしまったんですね。
https://www.dipex-j.org/dementia/topic/diagnosis/hajimari/311.html
(音声)のみ
前回は、
(K1512)「 認知症の語り 」(008)
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/06/K1512.html
<出典>
「認知症の語り(4)」、NPO法人健康と病の語りディベックス・ジャパン
https://www.dipex-j.org/dementia/
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